新院長に福光氏内定 佐野市民病院

佐野市は、佐野市民病院の新しい病院長について、4月から1年の任期で、外科医の福光正行氏(68)に内定したと発表した。

佐野市民病院は常勤医の相次ぐ退職で運営困難になり、残る7人の医師も「ほとんど全員が3月末で退職願を出している」(病院関係者)という。

佐野市によると、同病院は民間医療法人に指定管理者として運営を委ねる方向で調整を行っている。

福光氏は自らの人脈で60歳代前半の男性小児科医を採用するほか、医師確保に奔走しているという。

岡部正英市長は記者会見で「(院長不在という)最悪の状況からは抜け出せた」と安どの表情をみせたというが、依然、状況は深刻であると考える。


新院長に福光氏内定 佐野市民病院
東京新聞 平成19年3月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070317/lcl_____tcg_____001.shtml

佐野市民病院、4月から常勤医2人の可能性
下野新聞 平成19年3月17日
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20070317&n=0





新院長に福光氏内定 佐野市民病院
東京新聞 平成19年3月17日

 佐野市は十六日、佐野市民病院の運営体制について、三月末で門脇淳院長(65)の定年退職を認め、後任の院長は四月から一年の任期で、外科医の福光正行氏(68)に内定したと発表した。

 福光氏は東京大学医学部卒業の医学博士。社会保険中央病院外科医長、JR東京総合病院副院長を経て山梨県の医療法人「ふじよしだ勝和クリニック」理事長兼院長を先ごろ退任した。

 同市によると、同病院は民間医療法人に指定管理者として運営を委ねる方向で調整を開始。福光氏は自らの人脈で六十歳代前半の男性小児科医を採用するほか、医師確保に奔走しているという。

 同病院は常勤医の相次ぐ退職で運営困難になり、残る七人の医師も「ほとんど全員が三月末で退職願を出している」(病院関係者)。岡部正英市長は記者会見で「(院長不在という)最悪の状況からは抜け出せた」と安どの表情をみせたが、今後も厳しい病院運営が続きそうだ。 (梅村武史)


佐野市民病院、4月から常勤医2人の可能性
下野新聞 平成19年3月17日

 深刻な医師不足に悩む佐野市民病院(二百五十八床)の常勤医が四月以降、現在より六人減り二人になる恐れがあることが十六日、分かった。佐野市は同日の記者会見で新院長内定と、新院長も含め常勤医二人の確保を明らかにしたが、市関係者は下野新聞社の取材に「現在の常勤医八人すべてに退職の意向がある」という。医師確保に追われる市は会見で四月以降の診療体制について明言できず、市民病院問題は混迷の度合いを深めるばかりだ。


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(2) | トラックバック(0)2007/03/17(土)16:23

コメント

わたしの勤務する私立病院では近々カルテ電子化、ペーパーレスを推進していますが、やりかたが強引で次々と医者がやめています。私は、眼科の1人常勤で毎日外来なのですが、眼科の場合、所見をスケッチで書くことが多く、紙カルテでも精一杯なのに、電子化したら本当に現場が崩壊してしまいます。(電子カルテだと紙カルテの3倍は時間がかかります)」眼科でペーパーレスにしているのは、人員に余裕のある超大病院か、紙カルテの管理をしたくない開業医くらいで、まだかなりの少数派です。病院の管理者(病院長、事務長)にそのことをいったところ、電子化できないならやめるしかないとか今度できないといいったら処分するなどともいわています。もちろん、この場合一番悪いのは、当院の管理者ですが、そういった口実を与え、カルテ電子化を推進する厚労省も元凶だと考えます。昨今の、医療崩壊の原因として、表面的なことばかりが話題になりますが、カルテ電子化や病院機能評価ががなりの元凶となっていると思います。

2008/02/24(日)19:20| URL | hosptrouble #- [ 編集]

>hosptrouble さん
そんな職場はやめた方が良いです

労働環境悪化の真っ最中でしょうから、ご存じでしょうけど。医療関係者以外もご覧になるブログですから、電子カルテの正体を書いておきます。

電子カルテ、ペーパーレスなんてのは、今まで事務方がやっていた医事会計電算システムへの入力作業を現場でやることです。
その機能を中心に設計し、カルテの機能は付け足しに過ぎないように思います使うと解ります。現場で使うインターフェースが、まったく洗練されていないのは、そのためでしょう。
電子カルテメーカーにとってのクライアントは医事会計課であって、主たるユーザーである現場の我々ではありません。
現場に医療秘書、クラークとして入力する人員が増えればよいですが
結局、権限委譲が必要だの、カルテに入力者のIDが残るのはイヤだの言い出しますね。(契約にもよるのでしょうが、医事会計への派遣業者は、電カルに派遣社員の名前が残ることを嫌がります)
最終的に、医師がやるか、医師のIDでNsがやるかになります。
医事会計課は出力するだけになり、楽チンでしょうがね
結局、現場での診療効率が悪くなり、病名、処置料などの入力漏れが続出します
よって収益悪化

現場の意見を聞かない管理者はその全ての責任が現場にあると言い出すに決まってます

2008/02/24(日)21:25| URL | 増田 #- [ 編集]

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元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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