潜在看護師掘り起こし 職場復帰支援で研修 草加市立病院

埼玉新聞が、草加市立病院の「潜在看護師研修」について報道している。

同病院の看護師採用は、平成17年4月は43人、18年4月は27人だったが、平成19年4月は9人と激減した。

平成19年3月には結婚などを理由に12人が退職。5月1日現在の看護師は269人で、うち20人は育児休暇中という。


潜在看護師掘り起こし 職場復帰支援で研修 草加市立病院
埼玉新聞 平成19年5月30日
http://www.saitama-np.co.jp/news05/30/17l.html





潜在看護師掘り起こし 職場復帰支援で研修 草加市立病院
埼玉新聞 平成19年5月30日
 
 看護師免許を持っていても、結婚などで退職したまま能力や技術を眠らせている「潜在看護師」。この人たちの職場復帰を応援しようと、草加市立病院が「潜在看護師研修」を開催、市内の女性四人が参加した。初めての試みで、すぐに職場復帰につながるわけではないが、同病院の担当者は「確かな手応えはあった」と言い、同じ内容で六月にも二回目の研修を開催する。


 研修は、二十三、二十四日に同病院で行われた。参加者のブランクは平均して十年。同病院のベテラン看護師三人が実技指導に当たった。

 初日午前は同病院の医療、看護の体制を説明。特に、医療事故防止、安全な医療のための看護師教育をどう行っているかに重点を置いたという。

 午後は、突然倒れた人を救うことを想定して、AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生(そせい)の実技研修を行った。AEDの使い方だけではなく、息を吹き返した患者のケア、周囲の人への説明の仕方も大切という。

 二日目午前は、子育てのために十四年間も職場から離れていて、その後現場復帰した同病院の女性看護師の体験談を聞いた。午後は糖尿病専門のベテラン看護師から患者指導の仕方を学び、病院内見学もした。

 医療の技術革新は早く、臨床職場から離れていたブランクへの強い不安感が潜在看護師たちの職場復帰の壁になっている。だからこそ研修では実技に力を入れた。

 「参加者に好評でした。楽しかったとか、実技でカンを取り戻せたという感想もあり、確かな手応えを感じた」と、同病院看護部副部長の看護師、高橋由美さん。

 高橋さんは「研修は続けます。みなさんが復帰を考えるきっかけになってくれることを期待したい」と話していた。

 同病院の看護師採用は、二〇〇五年四月は四十三人、〇六年年四月は二十七人だったが、今年四月は九人と激減した。今年三月には結婚などを理由に十二人が退職。五月一日現在の看護師は二百六十九人で、うち二十人は育児休暇中。


 同病院の次回の潜在看護師研修は六月二十三、二十四日の午前十時から午後三時。対象は看護師免許を有する六十三歳以下の人。内容は、施設見学、医療機器の取り扱い、看護技術体験、専門分野の看護師による講義など。参加申し込みは六月二十日までに同病院(電話048・946・2200、内線3101)へ。


潜在看護師研修会でベテラン看護師(左)の指導で心肺蘇生の実技をおさらいする研修参加者(右の2人)=草加市立病院


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(0) | トラックバック(0)2007/05/31(木)21:20

«  | HOME |  »


プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

Author:伊関友伸

連絡先 iseki@pm-forum.org

ブログ検索

カウンター


今日

最近の記事

カレンダー

09 | 2008/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最近のコメント

最近のトラックバック

なかのひと