国保料の格差4.8倍 全国の自治体 05年度、羅臼町が最高額

北海道新聞が、国民健康保険料について道内の状況について報道している。

国民健康保険料が全国一になっている羅臼町は、高額となっている理由について「三分の一を占める高所得層が全体額を押し上げている。一般会計から独自の繰り入れをしていないのも要因の一つ」と分析しているようだ。

猿払村も、ホタテ漁家など比較的高所得の世帯が多いことが原因になっているようだ。


国保料の格差4.8倍 全国の自治体 05年度、羅臼町が最高額
北海道新聞 平成19年6月3日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/29953.html?_n1040=4&_n1044=1&_n1045=2&_n1046=1&_n1047=1





国保料の格差4.8倍 全国の自治体 05年度、羅臼町が最高額
北海道新聞 平成19年6月3日

 市町村や広域連合が運営する国民健康保険の加入者が一年間に支払う平均保険料(税)が、二○○五年度は根室管内羅臼町が十一万八千二百七十三円と全国一高かったことが、国民健康保険中央会などの調査で分かった。最も低い沖縄県粟国村(二万四千七百三十六円)の実に四・八倍。羅臼町をはじめ道内の町村が高額上位四位を占めた。

 羅臼町に続くのは宗谷管内猿払村、日高管内えりも町、根室管内中標津町の順で、いずれも十一万円台。道内で最も低かったのは網走管内滝上町の五万二十八円で、道内での最高額と最低額の格差は二・四倍。道内の平均額は八万二千二百四十一円で、全国平均より三千二百八十二円高かった。

 保険料は、各市町村が自治体内の加入者の医療費や財政状況を基に徴収総額を決め、加入者の所得や資産などに応じて定める。ただ、一般会計から独自に補てんして保険料を低く抑えている自治体なども多く、保険料と加入者の平均年収の多寡は必ずしも一致しない。

 羅臼町は高額となっている理由について「三分の一を占める高所得層が全体額を押し上げている。一般会計から独自の繰り入れをしていないのも要因の一つ」と分析。猿払村も、ホタテ漁家など比較的高所得の世帯が多いことが原因になっているようだ。

 一方、安い自治体は、年金暮らしの高齢者が多く、住民の所得が低いことが主な理由。年収二百万円の一人暮らしの男性での試算で比較すると、羅臼町の十八万四千円に対し、網走管内滝上町は六万三千八百円と、十二万円超の開きがあった。

 一方、保険料の収納率が90%を割り込むと、国からの交付金が減額されるため、独自に一般会計から国保財政に繰り入れて保険料を抑え、収納率が下がらないようにしている自治体も多い。○五年度の独自繰り上げ額が全道で最も多いのは札幌市で、一般会計から百四十五億円を繰り入れ、保険料を八万三千七百四十二円と道内の平均並みに抑えた。「収納率というより、高齢者や無職などの低所得者に配慮した」という。


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(0) | トラックバック(0)2007/06/03(日)18:05

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元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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