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夕張市から帰郷

夕張市から帰ってきた。

30日の午後3時から夕張市長、助役、病院職員、市議会議員、マスコミの公開の中で「夕張市立総合病院の経営改革に関する意見書」の発表を行った。

医療職職員は全員退職。
指定管理者制度を導入して、公募による指定管理者を公募。
医療職職員が再雇用されるよう、指定管理者の選考において考慮を行う。

という公務員出身の伊関にとっては非常に厳しい内容の提案をした。
もっとも、一緒に病院経営アドバイザーをした長隆先生は民間から見ると、説明会の席で当たり前のことだと言われたが…。

6〜7台のカメラが構える中で、長先生の話のあと、伊関が今回の調査の報告と意見書の内容の報告を行った。

人の生活がかかっているものなので、気合いを入れて報告をした。
報告書の最後で、退職をする人の気持ちになり、つい涙が出て、声がつまってしまった。
アドバイザーとしては失格なのであるが、気持ちが抑えられなかった。
おそらく多くの人が大幅に給料が減り、一部の人は職を失うことになるであろう。
たくさんの人の人生が大きく変わる。

報告書や意見書の内容については、現金が1500万円しかなく31億円の一時借入金があり、これ以上借り入れのできない破産状態の病院が地域医療を継続するためのぎりぎりの選択であると考える。
批判は覚悟の提言である。

最後に一緒に日当7000円で、夕張市で現地調査をした(株)医療シス研の冨田一栄社長さん(27日から現地に入られた)をはじめとした関係者の方々、特に24日から夕張市に入った若手メンバー(川合忠信、尾形哲也、甲斐賢一、武藤雅之、森超、山村淳哉)に心から感謝を申し上げる。

一週間以上夕張に張り付いた彼らの真摯な調査があって今回の報告書をまとめることができた。

ぜひ、夕張市総合病院の組織変革が夕張市及び全国の自治体病院の改革を先導していくことを期待する。




地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(0) | トラックバック(0)2006/08/31(木)00:13

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プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

Author:伊関友伸

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