救急患者の搬送先交渉 3000人が3回以上 神戸市

神戸新聞が、神戸市の2006年の救急搬送者のうち、受け入れをめぐり医療機関と3回以上の交渉を要した患者は全体の5%の約3千人に上り、うち5回以上も414人いたことを報道している。

交渉回数は年々増える傾向という。


救急患者の搬送先交渉 3000人が3回以上 神戸市
神戸新聞 2007年8月30日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000582207.shtml






救急患者の搬送先交渉 3000人が3回以上 神戸市
神戸新聞 2007年8月30日

 神戸市は二十九日、二〇〇六年の救急搬送者のうち、受け入れをめぐり医療機関と三回以上の交渉を要した患者は全体の5%の約三千人に上り、うち五回以上も四百十四人いたことを明らかにした。救急患者に対応する医師の不足が背景にあるとみられ、交渉回数は年々増える傾向という。連絡に手間取るだけでなく、現場に近い病院から交渉していくため、結果的に遠い病院へ搬送することにもなり、病院到着に時間を要するという深刻な事態を招いている。(三木良太)

 搬送途中の救命効果の向上を目指し、医師らでつくる「市メディカルコントロール協議会」で報告された。〇六年の搬送者五万七千二百八人のうち、八割以上は一回の交渉で病院が決定。二回は六千百四十五人(10・7%)▽三回が千八百八十人(3・3%)▽四回が六百三十二人(1・1%)。十回以上の交渉で受け入れ先が決まった患者も八人いた。

 市によると、搬送要請に対し、救急患者を受け入れる病院が不足していることが影響しているといい、同じ時間帯に患者が重なったり、専門医が不在だったりして断られることもあるという。

 搬送時には原則として現場に近い病院から連絡するため、交渉回数が増えれば搬送する病院が遠くなり、到着にも時間がかかる。

 市の報告に対し、委員の医師から「他都市と比べ深刻でないとされる神戸だが、このままではさらに悪化する」「現場では精いっぱい患者に対応しているのだが」などの声があがり、抜本的な制度見直しを求める意見もあった。


救急搬送時、医療機関との交渉回数  


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(0) | トラックバック(0)2007/08/31(金)18:20

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プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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