公立金木病院を考えるフォーラム

今年中に常勤内科医2人が退職が予定され、医師不足の深刻な青森県五所川原市の公立金木病院で地域住民がフォーラムを行ったようだ。


河北新報 平成18年10月29日
2医師年内退職、救急休止の恐れ 五所川原・金木病院
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061027t23004.htm



河北新報 平成18年10月29日
2医師年内退職、救急休止の恐れ 五所川原・金木病院

 今年中に常勤内科医2人が退職することになり、救急体制の維持が危ぶまれている青森県五所川原市の公立金木病院で25日夜、地域住民らによる「金木病院応援フォーラム」が開かれた。住民グループの西北5地域医療研究会(対馬逸子会長)が企画し、入院患者を含め約80人が参加した。

 「問題点を絞り込むためのきっかけにしたい」という研究会の狙いに基づき、病院をめぐる問題点や医師確保の方策について、参加者が自由に意見を述べた。

 同病院に通院する50代の女性は「ここで救急対応ができなくなれば、小泊(青森県中泊町)の住民は、車で1時間半かけて五所川原市中心部の病院に行かなければならなくなる。死ねというのと同じだ」と不安を訴えた。

 70代の男性は「医師確保は政治の力で何とかしてほしい。自分たちの声を政治家に伝えよう」と強調した。

 医師確保策については、別の病院に勤務する40代の男性が「出産・子育てのためリタイアした女性医師に対し、地域ぐるみで子育てを請け負う条件で、呼び掛ければいいのではないか」と意見を述べた。

 同病院は医師定員13人に対し、常勤医は6人にとどまる。

 今年1月から医師定員緩和の特例を青森県内で初めて適用されているが、今後退職する2人の補充ができなければ、国が定めた医師充足率70%を割り、診療報酬減額の対象になる。さらに、年間約700人を受け入れている救急体制が維持できなくなるという。

 研究会の対馬会長は「地域の病院が大変なことになるのに、住民の腰が重いなという印象を受ける。これをきっかけに、自主的な動きが出てくれば」と期待を寄せた。

 研究会は、来月8日午後6時から中泊町のパルナスでも金木病院をテーマにしたフォーラムを開く。


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(0) | トラックバック(0)2006/10/29(日)07:40

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プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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