金木病院、救急指定撤回を申し出 救急車受け入れ、12月中にも休止
青森県の五所川原市にある金木病院が、医師不足で救急指定撤回を申し入れたそうだ。
陸奥新報 平成18年11月30日
金木病院、救急指定撤回を申し出 救急車受け入れ、12月中にも休止
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06113001.html
陸奥新報 平成18年11月30日
金木病院、救急指定撤回を申し出 救急車受け入れ、12月中にも休止
年内に常勤内科医3人のうち2人が退職することに伴い、救急車受け入れが困難となる五所川原市金木地区の公立金木病院が、来年1月1日付での救急指定撤回を県に申し出ていることが29日、分かった。
撤回は12月1日の県報で告示される予定。病院を運営する公立金木病院組合は、引き続き医師確保に努めているが、状況は厳しく退職医師の異動準備なども考慮すると実質的には12月中にも救急車受け入れを休止せざるを得ない見通しだ。
県医療薬務課によると、同病院組合は今月13日に救急指定撤回を申し出て、県が受理した。医師2人の退職時期、撤回手続きに要する期間を総合的に勘案した上での申し出だったという。
同病院は、嘱託医の前院長を含め常勤医6人。うち外科が2人、内科は3人、前院長は主に療養病棟などを担当している。昨年度の救急車受け入れ台数は約700台だが、その約9割は内科にかかわる。他医療機関に転送する場合、内科医が付き添うケースも多く、2人退職後に1人で対応するのは不可能な状況だ。
同病院組合は、10月の組合議会臨時会直前の議員懇談会で、救急体制に関し、医師確保のめどがつかない場合、12月から救急体制の維持は困難との院内の考えを説明したが、議員側から疑問の声もあり、その場では保留していた。
同病院組合管理者の平山誠敏五所川原市長らによると、組合議会臨時会が29日も同病院で開かれたが、その直前の議員懇談会では新たな内科医確保が今のところ極めて難しい状況にあることを確認した。
平山市長は取材に対し「救急車受け入れはできるだけやりたい。しかし現実は厳しく、あまり無理して医療事故につながってもいけない。その辺を考慮しなければ」と述べ、「できるだけ早く医師を探すしかない」と苦しい事情を説明した。
金木病院が救急車受け入れを休止した後、患者は最寄りの西北中央病院(五所川原市)、成人病センター(つがる市)に搬送する場合が多くなる見通し。ただし、金木病院も救急車以外の外来は時間外でも受け付ける。
県医療薬務課によると、県内では近年、旧蟹田町の蟹田病院が2003年に医師不足で救急指定を撤回したが、合併後の05年、外ケ浜町の外ケ浜中央病院として救急指定を再び受けた。金木病院は1964年に救急指定告示を受け、現在に至っている。
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2006/11/30(木)21:07
