青森県内の自治体病院の不良債務額136億円に 05年度公営企業会計 経営厳しく、医師確保など不可欠
平成17年の公営企業会計決算によると、青森県内の自治体病院の不良債務額が136億円に達したようだ。
平成16年度に比べ13億6700万円増えている。
不良債務が増加する要因として、医師不足により収益が下がったことが大きいようだ。
診療報酬が大幅に下がった平成18年の決算は、さらに深刻なものとなることが予想される。
青森県の自治体病院は、危機的状況にあるといえる。
陸奥新報 平成18年11月30日
自治体病院の不良債務額136億円に 05年度公営企業会計 経営厳しく、医師確保など不可欠
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06113003.html
陸奥新報 平成18年11月30日
自治体病院の不良債務額136億円に
05年度公営企業会計 経営厳しく、医師確保など不可欠
県が29日にまとめた2005年度地方公営企業会計決算見込みによると、県内の自治体病院(県立中央病院を除く)の経営は厳しさを増しており、不良債務額は約136億2100万円と前年度に比べ13億6700万円増えたことが分かった。不良債務を抱える病院も前年度より一病院増え、県は「安定した病院経営には医師確保と、圏域全体で地域医療を支えるネットワーク構築が不可欠」としている。
県内自治体病院の病院事業会計決算見込みによると、収入の大部分を占める医業収益は前年度比1・6%減の約801億5300万円。
外来収益は前年度に比べて微増となったが、入院収益が前年度比で2・6%、約13億円も落ち込んだ。
逆に職員給与費、材料費などは前年度に比べて増え、結果として経常損益は55億2千万円の赤字。前年度比40・9%減と大きく落ち込み、純損益も43億5千万円の赤字で、前年度に比べ42・7%減となった。
病院別にみると、経常利益を生じたのは青森市民、浪岡、市立三沢、つがる市立成人病センター、おいらせ、名川の6病院だけで、残る24病院は赤字。不良債務を抱える病院数は前年度より一病院増の18病院、原則的に起債が制限される不良債務比率10%超の病院も前年度より3病院増の13病院となった。
累積欠損金は全体で約559億3千万円。市町村合併に伴う会計の処理などがないと仮定した場合は626億2800万円となり、経営状況の悪化を示す。
収益減などの根底には医師不足などの影響があるとみられ、県は「医師確保という問題をクリアしないと抜本的な解決にはならない。また一定の規模がなければ経営は厳しく、機能再編成が必要な時代」と分析した。
このほか、市町村が経営する上下水道、バスなどの地方公営企業の総事業数は206事業で、市町村合併による統合などで16事業が減少。職員数は7131人で、退職者不補充の進展などにより91人減った。支出決算規模は約2292億600万円で、前年度比0・8%の減。全体の42・2%を病院事業が占め、次いで下水道事業30%、水道事業20・4%。この3事業で全体の92・6%を占めている。
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2006/11/30(木)21:17
