産婦人科など休診へ盛岡市立病院
盛岡市立病院で、医師の確保ができないことから、来年4月より産婦人科と小児科を休診することが明らかになったようだ。
岩手日報 平成18年12月20日
産婦人科など休診へ盛岡市立病院
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d20/NippoNews_2.html
岩手日報 平成18年12月20日
産婦人科など休診へ盛岡市立病院
盛岡市は19日、市議会市立病院対策特別委員会で盛岡市立病院(本田恵院長、266床)の産婦人科と小児科を来年4月から休診する方針を明らかにした。本年度で退職する両科の医師の補充が見込めないのが理由。休診を惜しむ市民がいる一方で医療の重点、集約化を迫る国の方針や、県内では同市が比較的、開業医の数に恵まれていることが医師補充を難しくしている。
休診について本田院長は「両診療科の常勤医師が2人とも一身上の都合で辞職する」と説明。代わりの医師を岩手医大に要請したが協力を得られる見通しがないという。「長い間利用していただいた患者さんには申し訳ないが、きちんと広報し迷惑が掛からないようにしたい」と話した。
同病院は現在、常勤医師21人、臨時18人で18の診療科を開設。産婦人科と小児科の常勤医は各1人ずつで、産婦人科には助産師の資格を持つ看護師10人が勤務している。
両科の昨年度の利用状況は、小児科の外来が延ぺ8864人、入院は同1922人。産婦人科の外来は4252人、入院は同2325人、お産数は約120件だった。
同産婦人科の母乳相談を利用する同市向中野のフリーライター今野和美さん(37)は「娘が母乳を卒業するまでお世話になろうと思っていたのでショックだ。どの病院で出産した人も利用でき、励まされる人は多い。今後どんな形で引き継がれるのか」と不安げな表情を見せる。
同病院は来年度、病院事業を一般行政から独立させる「地方公営企業法の全部適用」に移行する。病院長を兼ねた新しい管理者の下で新たな経営改善計画をスタートする。
安田雄次郎事務局長は「医師補充のめどが立たず、改善計画をまとめる時期も近づき、休診を決断した。重点化を担う中核病院となる見通しもない。助産師には引き続き看護師として勤務するよう願っている」と話す。
盛岡市内には産婦人科、産科が計16施設、小児科の診療が可能な施設は42施設、うち専門は25施設となっている。
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2006/12/20(水)16:41
