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城西大学経営学部准教授伊関友伸のブログです。地域医療・自治体病院の経営を中心に、行政やPTAのマネジメントなどについて議論をします。
山形新聞が、山形県金山町が、町立病院を2008年4月から「有床診療所」にする方針を決めたことを報道している。
病床数や看護師の数などを減らし、病院規模を縮小させることで年間1億円以上の経費削減を図るという。
町立病院を来春有床診療所に 金山、規模縮小で1億削減へ
山形新聞 2007年12月1日
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200712/01/news20071201_0003.php
町立病院を来春有床診療所に 金山、規模縮小で1億削減へ
山形新聞 2007年12月1日
金山町は、財政状況が悪化している町立病院を2008年4月から「有床診療所」にする方針を決めた。病床数や看護師の数などを減らし、病院規模を縮小させることで年間1億円以上の経費削減を図る。関係条例の制定を12日に開会する町議会12月定例会に提案する。
同病院は1951(昭和26)年に開設し、診療科は内科、外科、小児科、整形外科の4つ。医療の細分化や交通網の発達に伴い利用者は減少傾向にあり、ピーク時には200人以上だった1日平均の外来患者数は、06年度は約100人に減り、50ある病床の稼働率も44%にまで落ち込んでいる。
財政も年々悪化し、01年度以降の病院事業収支は連続してマイナス。02年度からは実質赤字額が年間2億−2億5000万円ほどになり、そのほとんどが町の一般会計からの繰り入れで補てんしている。06年度までの累積赤字額は約2億3800万円に上る。
町は今後も厳しい財政運営が予想される中、財政負担を極力抑制しながら、住民ニーズに応えられる医療サービスを検討しようと、2005年12月に「町立病院経営改革委員会」を設置し、県や町、病院、住民の代表者ら8人が改革案を協議してきた。06年3月に「有床診療所」案を打ち出し、財政面や職員数などのシミュレーションを重ねる一方、町民フォーラムなどを開き、周知を図ってきた。
診療所は病床数が19以下の医療機関を指し、「有床診療所」は「無床診療所」と違い、入院設備を持つ。患者数に対する医師や看護師、薬剤師の人員配置などに細かい規制がなくなるため、現在25人いる看護師を16人に削減し、病床数も19に減らす。人件費や諸経費の削減により、年間の赤字は1億円以上減る見込み。4つの診療科と内科医2人、外科医1人の体制は変わらず、外来は従来通りに対応する。
町は「規模は縮小されるが、赤字を減らすことで町内唯一の医療機関である町立病院を守ろうと移行を決めた。看護師が減るため、訪問診察や訪問看護などの質は若干低下するが、県立新庄病院などと連携を強化するなどして、町民にできるだけ影響を与えないように努力していく」と話している。
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2007/12/01(土)11:56
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元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。
Author:伊関友伸
連絡先 iseki@pm-forum.org
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