福知山市幹部を収賄容疑で逮捕、市民病院改築で便宜
読売新聞と京都新聞が、京都府福知山市が発注した市立福知山市民病院改築工事の下請け参入に便宜を図った見返りに、約1000万円のわいろを受け取ったとして、京都府警捜査2課などは、同市都づくりプロジェクト建設室長を収賄容疑で、同市の建設会社監査役、大阪市の駐車場設計・施工会社社長を贈賄容疑で、それぞれ逮捕したことを報道している。
福知山市幹部を収賄容疑で逮捕、市民病院改築で便宜
読売新聞 2008年1月22日
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080122p202.htm
福知山市幹部を収賄容疑で逮捕、市民病院改築で便宜
読売新聞 2008年1月22日
京都府福知山市が発注した市立福知山市民病院(福知山市厚中町)改築工事の下請け参入に便宜を図った見返りに、約1000万円のわいろを受け取ったとして、京都府警捜査2課などは22日、同市都づくりプロジェクト建設室長(次長級)の○○○容疑者(57)(同市奥野部)を収賄容疑で、同市の建設会社「△△総合建設」監査役の××××(48)(同市東平野町)、大阪市の駐車場設計・施工会社「◇◇」社長の▲▲▲▲(50)(兵庫県尼崎市)両容疑者を贈賄容疑で、それぞれ逮捕した。
調べでは、○○容疑者は市病院建設室長だった2006年12月中旬ごろ、大手ゼネコンが受注した改築工事のうち立体駐車場建設を◇◇に下請けさせた謝礼として、工事事務所駐車場内で××、▲▲両容疑者から金を受け取った疑い。○○容疑者は容疑を否認しているが、××、▲▲両容疑者は認めている。
府警によると、◇◇は立体駐車場工事を約3億円で下請け受注。××容疑者は▲▲容疑者の依頼で、○○容疑者に下請け参入を口利きし、仲介料を受け取っていた。福知山市と大手ゼネコンとの契約には、下請け業者選定については市と相談するとの条件があり、府警は○○容疑者に職務権限があったとみている。
○○容疑者は1973年、同市に採用され、02年4月〜07年3月、病院建設室長だった。××容疑者は元同市嘱託職員で、現在は市シルバー人材センター課長も務めている。2人は10年以上前からの知り合いという。
市民病院は93年10月、国立福知山病院から経営を移譲された同市が開設。06年6月、鉄筋7階建て(延べ約3万7000平方メートル、354床)に改築された。周辺整備を含めた総事業費は計約170億円。
決裁の責任者『○○天皇』と業者 福知山市民病院汚職
京都新聞 2008年1月22日
京都府福知山市厚中町の市立市民病院の全面改築工事をめぐり、収賄容疑で逮捕された市都づくりプロジェクト室長の○○○容疑者(57)は事件当時、市民病院建設室長を務め、巨額の公共工事の受注獲得を目指す業者からは「決裁の責任者」とみられ、工事を取り仕切る絶対的な存在として知られていた。
市民病院は旧国立福知山病院の跡地にあり、2003年9月に全面改築工事が始まった。京都府北部の医療拠点を目指して、治療設備の充実や総面積を3倍に拡充するなどしたため、総工費は約170億円に膨れ上がった。工事は06年6月に完成した。
○○容疑者は建築課長などを経て、02年4月から昨年3月まで病院建設室長を務め、建設関係のエキスパートとして、全面改築工事のかじを取った。
市民病院に医療機器を納入した府内の業者の担当者は「○○さんは工事や資機材納入の関係の最後の決裁者で、絶大な権限を持っていたと思う。業者は手っ取り早く仕事をやろうとしたら、○○さんを落とせばいいと思い、『○○天皇』と呼んでいた」と打ち明ける。
市によると、○○容疑者は、入札事務手続きなど病院全面改築業務を統括していた。市職員課は「短期間での改築工事で、業務の連続性が求められたので担当を継続させた」としている。また、市秘書広報課は「(○○容疑者は)先週から取り調べを受けていたが、本人からは『特に問題ない』と報告を受けていた。業者との不正についても把握していなかった」と話す。
当時は副院長だった香川惠造院長は「突然のことで驚いている。状況を把握するためにこれから調べる」と険しい表情で話した。
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2008/01/23(水)06:50
