当直医の苦闘・悲しみ・誇り… カメラを通して見た

朝日新聞が、「当直医の苦闘・悲しみ・誇り… カメラを通して見た」というテーマで、救急現場に密着した写真特集の記事を掲載している。


当直医の苦闘・悲しみ・誇り… カメラを通して見た
朝日新聞 2008年2月21日
http://www.asahi.com/kansai/news/kyuukyuu/OSK200802210095.html





当直医の苦闘・悲しみ・誇り… カメラを通して見た
朝日新聞 2008年2月21日

 救急医療が各地でがけっぷちに追い込まれている。激務やストレス、患者とのトラブルに疲れ果て、病院を去る医師が後を絶たない。医療費抑制や病院の経営難も体制縮小に追い打ちをかける。救急車の中で受け入れ先が見つからない「救急難民」が増えるなか、市民の命を守ることに誇りを持ち続ける人たちがいる。

写真2:05 救命救急センターに心肺停止で運び込まれた高齢の女性が亡くなった。遺体を引き取った家族の車を、医師や看護師が玄関で見送った。家族から「お世話になりました」と声をかけられた医師は「この瞬間、いつもつらいです」と、ぽつりと言った=神戸市立医療センター中央市民病院で

写真4:05 カルテ作りや入院患者の対応が一段落し、向かい合わせたいすで仮眠をとる岡田健志医師(25)。30分後に起きだし、気がかりな患者の病室へ向かった=大阪市住吉区の府立急性期・総合医療センター・救命救急センターで

写真7:10 意識不明になった女性を搬送する枚方寝屋川消防組合の松浦直樹救急隊長(47)。救急車から携帯電話で受け入れ先の病院を探し続けた。途中、患者に呼びかけたが応答がない。「(受け入れを)OKしてくれ……」と、祈るようにつぶやいた=大阪府寝屋川市で

写真7:43 交通事故で負傷した男性が運び込まれた。出血が続く中、処置を行った鈴木啓之医師(27)は、内臓に損傷がないか超音波診断装置のモニターを凝視した=神戸市中央区の市立医療センター中央市民病院・救命救急センターで

写真8:20 当直だった畑倫明医師(45=右)の勤務時間が終わる寸前、交通事故で頭部を強打した女性が運び込まれた。救急隊員が首を支え畑医師が気管挿管した=奈良県橿原市の県立医科大学付属病院・高度救命救急センターで


地域医療・自治体病院のマネジメント | コメント(3) | トラックバック(0)2008/02/24(日)11:11

コメント

当直医≠夜勤医師

全く朝日新聞が医療労働環境に関心が乏しい証拠だろう

病院当直を深夜勤務、準夜勤務のように扱うことが正当だろうか?

三次救急より、二次救急、一次救急の労働実態はもっと過酷である(日中業務からの開放なく、夜間勤務を強いられる)ことを無視して、単なる医師の美談として期待させるような報道は、現実から目を背けるだけの結果となろう

>市民の命を守ることに誇りを持ち続ける人たちがいる。

ということは、病院を激務のため去った人を、誇りを捨てた人として非難するとでも言外に言いたげだけれど、ふざけるなと言いたい
極一部の美談ではシステム障害は解決できないし、そんな制度は非常に脆い!

カメラを通しても、解析する頭脳が空(言い換えれば、アホ)なければ、情報発信する資格なしと言わねばなるまい

2008/02/24(日)12:12| URL | Med_Law #RfNKwh7M [ 編集]

彼らには「美談」と「非難」だけが存在し「現実」は存在しない

一言で言えば「勧善懲悪」。
「奇跡」、「神の手」と賞賛しつつ、返す刀で「たらい回し」と非難する。
彼らにはまるで現実が見えていないんですよ。
分かろうともしない。
現場に近い記者はそれでも話せば分かる人も沢山いるけれども、管理職から上層部がステレオタイプなんでしょうね。
報道姿勢としては「幼稚」の一言です。

2008/02/24(日)13:50| URL | 地方小児科医 #jOHzQI1Q [ 編集]

一度に百人の命を危険にさらすのは、不当労働行為だが
一人の命を危険にさらすのは、美談です

2008/02/24(日)18:02| URL | こんた #- [ 編集]

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プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の准教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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