市民病院「民間移譲」関連議案を可決 武雄市議会
佐賀新聞が、武雄市民病院の民間移譲関連議案などを審議する武雄市議会(定数30)の臨時議会があり、移譲に伴う条例案と一般会計補正予算案をいずれも賛成多数で可決したことを報道している。
市は6月2日から民間事業者の公募を開始、同月下旬にも移譲先を決定するという。
武雄市民病院の民間委譲については、地元の武雄杵島地区医師会が、市民の意見を取り入れるよう求める意見書を市長に提出するなどの動きがある中(毎日新聞での報道による)での議決となっている。
市民病院「民間移譲」関連議案を可決 武雄市議会
佐賀新聞 2008年5月31日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=917834&newsMode=article
武雄市民病院:理解得られる改革ビジョンを 医師会が意見書提出 /佐賀
毎日新聞 2008年5月29日
http://mainichi.jp/area/saga/news/20080529ddlk41040595000c.html
市民病院「民間移譲」関連議案を可決 武雄市議会
佐賀新聞 2008年5月31日
武雄市民病院の民間移譲関連議案などを審議する武雄市議会(定数30)の臨時議会が30日あり、移譲に伴う条例案と一般会計補正予算案をいずれも賛成多数で可決した。市は6月2日から民間事業者の公募を開始、同月下旬にも移譲先を決定する。
病院関連議案は2件。病院の土地、建物を移譲先に譲与や時価よりも安い価格での譲渡、貸し付けを可能とし、事務引き継ぎで市職員を移譲先に派遣できるなどの条項を盛り込んだ特別措置に関する条例案と、移譲先を決める選考委員会の経費を計上する補正予算案を審議した。
審議は約80人の市民が傍聴。特別措置に関する条例案と、同日示された公募要領案について、21人が休憩を挟みながら約10時間にわたり質疑、討論を展開。「市が出したビジョンは多くの市民に浸透していない」「専門家を交えた審議会設置が無視されている」などとし、方針決定後、半月足らずで公募を開始する市の対応を「性急すぎる」と指摘した。
また6月2日から16日までとする要領案の公募期間を短すぎるとして「公募がない場合はどうするのか」などの質問もあがった。
これに対し、樋渡啓祐市長は「医師不足や(休止中の)救急医療といった問題を先送りせず、民間移譲により市民医療の維持、向上に努めていく」と答弁。公募期間については「再公募や期間延長など柔軟に対応したい」と答えた。
午後9時ごろに行われた関連議案の採決は、賛成19、反対9、退席1だった。可決により、市は6月2日から公募を開始。公募は事業者が事業内容を提案するプロポーザル方式で行い、医療関係者などで発足予定の選考委員会が、6月下旬をめどに事業者を選定する。
武雄市民病院:理解得られる改革ビジョンを 医師会が意見書提出 /佐賀
毎日新聞 2008年5月29日
武雄市が発表した民間移譲を柱とする武雄市民病院の改革ビジョンに対し、武雄杵島地区医師会(古賀義行会長、142人)は28日、市民の意見を取り入れるよう求める意見書を樋渡啓祐市長に提出した。市議会に対してはビジョンを議決しないよう求める意見書を出すことにしている。医師会の中には、提案が受け入れられない場合、市長のリコール運動を起こす動きもあり、今後、厳しいせめぎ合いとなりそうだ。
古賀会長は「地域医療のあり方など、可能性を探る時間を持ってほしい。30日に議決されれば公募が始まるが、市民の理解がなくてよいのか」と疑問をぶつけた。一方、樋渡市長は「民間でも素晴らしい病院が来てくれることで市民との信頼関係を築いていきたい。医師会にも公募選定の段階で入ってもらう」と理解を求めた。
意見書は改革ビジョンについて「評価と具体的な方針の検討もない」「地域医療の考え方や市の地域医療に対する権限と責任がはっきりしないままでは十分な理解が得られない」と懸念を表明。
そのうえで、市民病院存続を求めた1万4000人分の署名や、専門家を交えた有識者会議による慎重な検討を求めた有識者会議の答申が無視されている、などと批判、市と医師会の信頼関係が「損なわれようとしている」としている。
医師会は(1)地域医療と市民病院の役割(2)市民病院の運営理念(3)公立病院のあり方−−などを回答するよう要望している。【原田哲郎】
地域医療・自治体病院のマネジメント
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│2008/05/31(土)07:33
