松前町議会地域医療の今後のあり方に関する調査特別委員会(第4回)

松前町立松前病院の木村院長先生が辞任する大きな原因となった{地域医療の今後のあり方に関する調査特別委員会(第4回)」の議事録。

詳しくは議事録本文をお読みいただきたい。

前議長の斉藤という議員と近江という議員が延々質問をしている。

http://www.e-matsumae.com/gikai/kaigiroku/28/toku_iryo-04.pdf

木村院長の発言部分を紹介します。

近江という議員は、今までの松前病院の黒字を「架空」と発言したという。
自治体病院の研究者として非常に不勉強で不適切な発言であると考える。

○木村管理者 斉藤委員のご質問、技術職員の確保は大変なのではないかということでございましたが、お答え致します。松前町議会が、今後このような対応を続けるのであれば、技術職員の確保は難しいと思います。
委員長、今まで質疑を聞いていて、大切なことがありますんで、しばらく時間をください。
今まで、調査特別委員会で多くの資料を請求され、事務方が夜を徹して準備をし、丁寧に答弁をさせていただきました。地域医療の今後を守るための調査特別委員会だというふうに承知しています。地方独立行政法人化、それから改築について話すということになってます。スケジュールは見えていません。いつまでやるのかもはっきりしない。何でもかんでも資料要求が来る。病院の無料送迎バスのバス停の各停留所での乗降、昇降の人数まで要求される。それが、いったい今後の地域医療と何が関係あるんでしょうか。職員の給与規程などについても、じっくりと、大切なことですからじっくりと示していかなければいけない。じっくりと職員と、組合と相談していかなければない。なのに、定款を通すためには全部先に出せと、全部完成させろと言う。全国で給与規程をちゃんと詰めるのは、独立行政法人化の定款を出して、その後からです。松前だけがどうして日本で、松前だけがどうして日本で給与規程を先に完成させなければいけないのか。
発言を聞いてると、斉藤委員と近江議員の後ろ向きの質問が非常に目立ちます。大所高所からの議論がなされていません。委員長、大切なことですから。委員長、答弁はしました。今のような議会であれば確保はできないと申し上げましたよ。委員長、大切なことですから、時間をください。
○西村委員長 発言を認めます。
○木村管理者 はい、ありがとうございます。
大所高所からの議論はほとんどなされていない、私は、こう申し上げます。今後のあり方に関しての大切な質問がほとんどない、一部ありました、各論だけやってる、いたずらに時間を費やしている。町民の医療について、今後の地域医療のあり方について、病院の形態について、質疑が深まることが求められているんじゃないでしょうか、具体的に進んでいかなければいけないんじゃないでしょうか。現状維持ではならないんです。変わらなければいけない、松前町は変わらなければいけない、病院も変わらなければいけない。今がいいばいい、今が良ければいいと、そういう理屈は成り立ちません。今までどうやって病院が黒字になりましたか。近江議員、どうやって病院黒字になりました。だけどね、傍聴の皆さん、我々は議員達に質問することは許されてないんですよ。近江議員は、去年の9月の決算審査特別委員会で、病院は黒字になったけれども架空に見えてならないと、架空に聞こえてならないと言いましたね。後から病院に現れ、病院に謝りに来ましたね。だけど議会の場では謝ってませんね。
○西村委員長 傍聴席、再三申し上げますが、発言は許されておりませんので、静粛に願います。
○木村管理者 町長は、独法化について、検討する、検討するとおっしゃってますが、今日も来てません。多くの委員会に欠席してます。前向きな発言もしていません。病院が大切であるという態度が見られない。私が町長と会ってじっくり独法化について、病院の運営について話すことができたのはいつでしょうか。一昨年の12月9日と、去年の10月28日だけです。これでどうして病院と緊密な連携を取りと言えるんでしょうか。支えていただいていません、支えていただいてない。
○西村委員長 病院管理者に、
○木村管理者 委員長、大切なことですから、もうしばらく時間をください。
○西村委員長 簡略に、簡略にお願いします。
傍聴席、これ以上やりますと退場を命ぜられることになりますので、静粛に願います。
傍聴席、傍聴席、退場を命じます。あなた、退場命じます。退場を命じます、速やかに出てください。会議ルールに沿って、特別委員会やっておりますので、ご理解ください。
院長。
○木村管理者 非常に残念です。10年間を振り返って、様々なことがありました、様々にやって来ました、様々な苦労がありました。それが、皆さんには全部は見えてないかもしれない。血液透析も導入した、病院の無料送迎バスも福島まで延ばした、1台から2台にした、安い薬を活用するようにしている、看護師の修学資金も創設して看護師がやっと来るようになった。学生や研修医をたくさん受け入れて、それが医師確保にも繋がっている。医師確保がどれだけ大切なことかお分かりですか。議会でこうやって無益な質疑を繰り返してる、そういうところに医師が来ると思いますか。7年連続黒字です。架空ですか、近江議員、これはつぶやきです、質問じゃありません、
質問できませんから。2年10ヶ月前から、2年3ヶ月前までの病院のトラブルを思い出してください。監査委員室が病院の資料を、病院の伝票を丸ごと持ってきて粗探ししました。元事務局長が情報開示請求をして、その後、住民監査請求をしました。この議場にも来ています。監査委員室が粗探しをした結果、決算は不認定になりました。黒字決算を不認定にしたんです。
そして、25年の4月に交わした覚書を町長は反故にしました。私は、退職願いを出しました。そしたら、どうなりました。町長謝りました、その当時の議会も謝りました。斉藤委員、何て言いましたかね、院長を全力で守ります。何が申し訳なくて謝ったんですか、当時の議員達は。
○西村委員長 院長、もういいんじゃないんですかね。
○木村管理者 二度とあの繰り返しをしたくないと思ってやってきました。また同じことを繰り返すのは非常に残念です。前向きな議論をしていただきたい。いったい、いつまでこれをやるんです、高い次元のことをやってください。私はもう耐えられません、疲れました。このままの議会、このままの町ではやっていられないというふうに考えています。考えさせていただきます。
○西村委員長 他に質疑ありませんか。
近江委員。この説明資料に基づいた質疑でお願いします。
○近江委員 資料4ページと、6ページと7ページですね。これを見ますとですね、累積欠損金の問題なんですね。43年度には、現行のままいくと6億9千、8千万ですか、なるんですね。独法化した場合の、場合はね、11億4千400万になるんですね。これを見た場合ね、独法化にする必要があるのかなっていう素朴な疑問です。答えてください。
○西村委員長 佐々木主査。
○佐々木主査 すいません、資料の作り方がですね、説明が不十分で申し訳なかったんですけれども、累積欠損金という表示をしておりますので、平成、今、6ページですね、まず6ページを見ていただきたいんですけれども、累積欠損金という表示をしておりますので、平成28年度までは累積欠損金が正数であるという内容となっております。平成29年度からは純利益の増により、マイナス表記となっておりますが、これは剰余金が増えるという内容となっております。説明が不十分だったところ、申し訳なく思っております。よろしくお願いします。
○西村委員長 近江委員。
○近江委員 そうですね、わかりにくい三角書いてますからね、ちょっと勘違いしました。それと、疑問に思うのはですね、人口が1万人台でもね、12億ぐらいの収入があるんですよね。それが、これから松前町は3千人、或いは4千人という人口減少が、その到来が来るんですね。その中で今の12億っていう根拠ね、どのように計算したのか伺います。
○西村委員長 佐々木主査。
○佐々木主査 また、資料が前後して申し訳ないんですけれども、今後ですね、説明される資料5の2、(2)の中でですね、人口が減少が想定される中、100床の根拠と今後の入院患者数の推計という資料がございます。その中での説明の中でですね、松前病院にかかる受療人口ですね、受療人口というのは医療を要する人の人口というのが、今後の推計で見てもですね、それ程医療の収入の方には影響しないというような説明がこれからなされる形となりますので、そのことを根拠と致しまして推計をしております。


地域医療・自治体病院のマネジメント2016/06/08(水)21:49

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プロフィール

元埼玉県庁の職員。 現在は埼玉県の坂戸市にある城西大学の経営学部の教授で行政マネジメントを教えています。

伊関友伸

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